介護を考えたリフォームのアイディア
介護というとまだ自分には関係がないという方も多いでしょう。特に若い方であれば、ご両親も若い方が多いでしょうから、全く考えたことがなかったかもしれません。しかし、自分達も確実に年齢を重ねています。
まずは目立たない部分から、自分達自身のために、介護を考えたリフォームをしてみませんか?そのアイディアをご紹介します。
■手すりをつける
介護用に手すりをつけるというのは定番ですが、これははやいうちから始めても損にはならないでしょう。なぜなら、手すりはあれば自分達も使うことが多いからです。まずは手すりをつけておいたほうが良い所は以下の3カ所でしょう。
- 階段
階段に手すりをつけるというのはちょっと頑張れば自分でもできる簡単なリフォームですが、これはあれば若い人も結構使う物です。介護が必要な方にははやめに取りつけてあげましょう。子供が小さいうちも、手すりはあったほうがいいです。
- 玄関
玄関で靴をはいてから立ち上がるという行為は、高齢で足腰が弱くなっている方には楽な行為ではありません。玄関に手すりをつけると目立ちますが、とても人にやさしいです。実際に手すりをつけると、子供から大人まで全員使うようになったりします。
- トイレ
現在は和式を使っている方は滅多にいないでしょうけれど、和式を使っているのであれば、手すりはあるとかなり楽になるでしょう。様式でも、足腰の悪い方には手すりがあったほうが楽です。ただ、トイレに手すりをつける場合は、その手すりのつけ方と、高さには注意が必要です。
■照明を増やす
大きな照明がひとつより、小さめでも照明が複数あるほうが、影ができにくいです。同じ照明が複数あるというのもとてもオシャレです。
- 階段の足元に照明をつける
階段には足元を照らす照明があったほうが、隅々まで見えて安全です。この階段の足元を照らす方法は色々あります。
- LED照明がついている手すりを使う
これは簡単に取りつけることができ、手すりがどこにあるかもはっきりと見えるので、その階段を使い慣れない人が上り下りする時にも安心ですね。
- 階段の電気を複数個つける
間取りによっては、天井や階段横の壁に電球を複数個つけることができるでしょう。明るい照明を1つだけより、複数あったほうが見えやすいです。年をとって老眼になってくると、夜間視力が著しく落ちる人もいます。
複数の照明で、できるだけ影を作らないほうが、視力が良くない方には優しいです。その住宅にあった、階段の照明で安全に暮らしませんか?練馬区の工務店では数多くのリフォームを担当させていただいております。階段について悩んでいることがあれば、お気軽にご相談ください。
- 天井に埋め込む照明(ダウンライト)を埋め込む
ダウンライトはとてもオシャレです。天井に埋め込んでいるタイプの照明なので、お手入れが楽な物も多いです。キッチンや、玄関周辺に複数のダウンライトを設置している家もあります。
このダウンライトだけではあまり明るくはないですが、ムードがあります。室内に照明が当たらない部分を作らないように、オシャレな感じになるように設置しませんか?
■バリアフリーにする
バリアフリーは介護を考える上ではあたり前という感じですが、これは全ての方に優しいです。ただし、水回りの故障などで、水漏れをした時などは水をさえぎる物がないので、大変なことになってしまいます。注意が必要です。
■引き戸にする
車椅子の方には引き戸のほうが戸の開閉が楽です。更に、引き戸にすると、スペースを有効に使えます。引き戸については様々なタイプがありますので、練馬区の工務店にお尋ねください。割引をしている時もございます。
■玄関の周囲はスロープにする
車椅子の方のために、玄関前まで行けるように玄関の周囲のどこかにスロープをつけておくと、いざという時に慌てなくてもすむかもしれません。ベビーカーを使う場合にも役立つでしょう。地盤沈下などで、玄関の段差が大きくなってしまった場合、補修しないと生活しにくくなります。
他にも、そのご家庭によって、あるいは住宅の作りによって、あると便利な物、介護に役に立つ物や設備などが違ってきます。この道一筋のプロが集まった練馬区の工務店では、それぞれのお宅の状況に応じたアドバイスをさせていただいております。東京23区、見積もりにも伺います。是非、お気軽にご相談ください。お待ちいたしております。
前のコラム:室内リフォームで自分達だけのスペースに
次のコラム:二世帯住宅なら! ミニキッチンのすすめ。
[ リフォームコラム一覧に戻る ]