いざという時のために！「介護リフォーム」はお早めに。

介護というと、まだまだ自分には先のことだと感じている方もいれば、そろそろ少しずつ考え始めなくてはならないという方もいるでしょう。実は、介護というのはわりと突然身近になってしまうことなのです。

高齢になると、病気をすることも段々と増えがちです。増えるだけでなく、治りにくくもなります。治るまでに時間がかかり、その間寝込んでしまうとあっという間に足腰が弱まってしまうのです。

その弱まってしまった足腰ではそれまでは普通にできていた、立ったり座ったりという行為が、とても難しくなってしまうのです。それで、身体を動かすのが億劫になってしまったら、更に回復が遅れてしまいます。そうならないために介護リフォームが必要なのです。例えば……

■手すりを取り付ける

手すりはホームセンターなどで購入して自分達で取り付けようという方もいるでしょう。しかし、手すりの取り付け方は意外と難しいのです。実際にその手すりが必要な方の状況は、その手すりを必要とする方本人か、介護の経験がある方でなければわからないことが多いのです。

例えば、手すりの最も力を入れてつかまる部分を把握していなかったり、つかまりやすく取り付けることができていなかったりすることが多いようです。工具が揃っていないとか、取り付け方のコツを知らないということが原因になっているかもしれません。手すりの高さや角度などもしっかりと配慮する必要があります。

実際のところ、介護が必要な方の場合、手すりでほぼ全体重を支えて立ち上がるということもあります。足腰の弱まってしまった方の場合、その傾向が強いです。ですから、手すりはしっかりと取り付けられていなければ危険なのです。

とても重要な手すりの取り付けは練馬区の工務店に是非ご相談ください。プロの技術で心を込めて施工いたします。

■バリアフリーにする

バリアフリーなどという言葉が誰でも知っている言葉になったのは十数年くらい前だったでしょうか。それ以前に建てられた家の中には、バリアフリーになっていない家も多いでしょう。

バリアフリーでない家の場合、洗濯機が大量に水漏れをしたとか、トイレがいつの間にか水漏れしていたなどという場合には、都合が良いという面もあります。

しかしながら、高齢者が暮らす家、更に、自分達もいつかは高齢者になることを考えますと、できるだけはやめにバリアフリーにリフォームしておいたほうがよいでしょう。健康な方であっても、突然病気や事故で車いすや松葉づえが必要になることもあります。

■スイッチやコンセントは位置を車椅子対応に

実際のところ、室内で車いすで長く生活する方の割合は正確にはわかりませんが、病気になっても長く生きることができるようになってきています。ですから、今後は今よりも車いすで生活をする方が増える可能性も考えられますね。

車いすで少しでも快適に暮らすために、電機を点けたり消したりするためのスイッチやコンセントは車椅子対応にしておくと、とても便利です。具体的には以下の通りです。

・スイッチは低めに

・コンセントは高めに

このようにすると、車いすの方でも不自由しないですみます。

あまり考えたくないことですが、老化というのはコンスタントにくるものではないように感じます。ある日突然、病気になったり転んだりして怪我をしたりして動けなくなった時のことを考え、前もって環境を整えておく必要があります。できるだけはやく回復できるようにしないと、筋力が急速に衰え、ななかなか回復できないという面があるからです。

少し先のことを考え、介護のことを考えたリフォームを、まだ必要がないうちにしておくと安心ですね。経験豊かなスタッフが揃った練馬区の工務店にお気軽にご相談いただければ幸いです。