練馬区でマンションのリフォーム工事をするポイントを解説
練馬区でマンションのリフォーム工事を行う際には、次の3つのポイントを考えることがまず大切です。
・マンションの共有部分と専有部分について
・マンションの構造について
・管理規約によるリフォーム制限について
これらのポイントを事前に確認した上で、リフォーム工事を検討してください。
マンションの共有部分と専有部分とリフォームについて
まず、マンションの共有部分と専有部分とリフォームについて解説します。マンションには、「共有部分」と「専有部分」があります。
「共有部分」とはマンションの住居者の共有スペースの部分で、勝手にリフォームすることができない部分です。「専有部分」は、自分たちが自由にできる所有権がある部分です。
共有部分:エントランス、エレベーター、階段、踊り場、外廊下(共用廊下)、階段、ベランダ・バルコニー、玄関ドア、シリンダー(錠前)の外側や側面など
専有部分:部屋の室内のほとんどの部分(各部屋、浴室、キッチンなど)
マンションのリフォームの場合には、これらの「共有部分」と「専有部分」の違いをよく理解しておくことが大切です。
マンションの構造とリフォームについて
マンションのリフォームを行う場合には、構造も考えて行うことが大切です。マンションの種類としては次のような種類のマンションがあります。
・鉄筋コンクリート(RC造)
・鉄骨(S造)
・鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)
そして、構造としては次の2通りがあります。
・ラーメン構造
・壁式構造
フルリフォームやリノベーションを行う際には、大規模なリフォームとなり、マンションの場合は、まずそれぞれの構造を確認してから行うことが重要です。
例えば、間取りを替えたい場合に、柱や梁だけを残してその他を全て取り払う方法があります。しかし、この大規模なリフォームは「ラーメン構造」でないとできません。
「壁式構造」のマンションの場合には、大幅な間取り変更はできません。ただし、「壁式構造」の場合でも構造によっては、一部の壁に穴を開けて空間をつなげることが可能なため、リフォームの際に確認してください。
管理規約によるリフォーム制限について
また、マンションでは、管理組合で決められている「管理規約」もリフォーム前にチェックしておくことが必要です。リフォーム上の制限などが記載されている場合があります。
管理規約を確認せずにリフォームを始めてしまうと、工事途中でできないこともあるため注意が必要です。
例えば、管理規約で次のような内容が決められている場合があります。
・工事ができる期間や時間帯が決まっている
・フローリングの材質(騒音問題を考慮した基準が設けられていることがある)
・各世帯の電力量の制限(オール電化や出力の大きなエアコンなどの確認が必要)
・水回り設備の移動の制限
管理規約をしっかり見て、これらをチェックした上で練馬区でのリフォームを行ってください。
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